アイヌ理解を深めるゲーミング




定価〈1500円+税〉



ISBN978-4-921102-59-3
 
 

アイヌ理解を深める
ゲーミング・シミュレーション

− 多様性を認め合う共生社会をめざして−

井門正美 編著
石川祐基治・小山田健・鎌田公寿・武田竜太 著

科学技術融合振興財団・研究成果刊行物

《 目 次 》
第1章 研究目的及び研究方法と計画
 第1節 研究目的
 第2節 研究方法と計画
 第3節 主な実地調査研究紹介

第2章 役割体験学習論−ゲーミング・シミュレーションの理論−の理論−
 第1節 役割体験学習論とは
 第2節 役割体験学習論の再構築

第3章 松浦武四郎「新版蝦夷土産道中寿五六」のオンラインセッション化
 第1節 松浦武四郎と「新版蝦夷土産道中寿五六」
 第2節 松浦寿五六オンラインセッション版の開発
 第3節 オンセ版を使った小学校実践
 第4節 松浦版(紙媒体)での中学校実践構想

第4章 議論型GS「アイヌ」の開発と実践
 第1節 「GS地方創生」とは−シナリオを増やせるシステム(仕組み)−
 第2節 GS地方創生フォーマットで実施した提案型「アイヌプロジェクト」

第5章 学生が開発したGS「アイヌ」−北海道文教大学国際学部での実践
 第1節 実践の背景
 第2節 実践の内容
 第3節 今回の課題と今後に向けて

終章 研究の成果及び研究の継続・発展
 第1節 研究の成果
 第2節 研究の継続・発展

第1章「第1節 研究目的」より

 北海道では、2018(H30)年 、明治政府の太政官布 告(1869)の命名から 150年を迎え、未来を展望し互いを認め合う共生社会をめざして、北海道150年事業が展開された。特に、その名付け親である松浦武四郎(1818-1888)の北海道全域にわたる調査とその協力者であるアイヌとの交流が注目された。2020(R2)年7月にはウポポイ(国立民族共生象徴空間)が白老に開館し、SDGsとも相まって、民族や文化の多様性と共生の象徴となっている。 筆者らは、こうした北海道や日本、世界における多様性と共生の動向を捉えて、特に、アイヌ民族、その歴史や生活文化を理解するためのゲーミング・シミュレーション(GS)開発とワークショップ等の実践を行って、先住民族であるアイヌを理解し、アイヌと共生する社会づくりに貢献したいと考え本研究を展開した。
      



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